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時間がないので

できるうちに更新しておきます。


誰もこっち向いてくれないけど最後の3ショット
何枚も撮ったけどこれが1番まとも、そんなもんです
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今は当たり前のように散歩してるけど、来て間もない日に強引に散歩に連れ出し
パニクッた桜が一瞬で首の方のリードを噛み切ったとたん
必死で飛びついて抱えて家に戻る数メートルの間に
「今ここで2本目を噛み切って逃げる前に捕まえられたって事は、この子には未来がある。」
なんとなくそんなふうに感じながら、でも緊張でいっぱいいっぱいだった私。

マコちゃんが来た翌日に網戸を破って脱走し、運よくご近所の庭木に絡まっていたのを
抱いて帰る時にも同じことを感じたっけ・・・

まだうちに来て1ヶ月のときに起きた震災の時
ビビリウンをしながら逃げ惑う桜を夢中でお風呂場に追い込み、胴輪とリードを付けて
人の手が怖い桜を必死で抱きかかえ、前の道へ出てずいぶん長い間花壇の縁に腰掛けていたね
その間中桜の体はコチコチで、地震よりも何よりも私の腕の中にいることが怖かったのね
夕方になって一緒に外にいたべす・こたが散歩に行った後、私はお尻が痛くなっていたので
庭へ行って桜をおろしたら大変! パニックになって今度は捕まえるのに苦労したっけ

でも、この震災の前に保護されていたことを心からチロママさんに感謝しました。
そしてやっぱり桜には運がある、我が家にいてくれてよかったとは思ったけど
気長に行こうと言いながらも、けっこう仮母としては凹んでたんだぁー




桜の中ではそんな私の気持ちをよそに、秘かにずっと前だけを見ていたんだと思う。
こんなふうに心の目は輝いていたんだねきっと
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今でこそこんなに堂々としているべっちゃんだって、初めはウフフだったもんね
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桜のいぬ親様からは本当に心のこもったメールをいただいていますが
その中の先日亡くされたバロンちゃんのお話の所を1部抜粋します。

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この夏まで、寝たきりのバロン(亡くなった犬です)を家族みんなで看てきました。
9歳児の息子も、学校からそっと帰ってきて、オムツやシートを替えたり、水を飲ませ
たりしてきたので(彼の帰宅が一番早いことが多かったのです)、静かに愛情をもって
寄り添うべき相手がいる、ということは理解できるんじゃないかと思います。
家族四人、時間で役割分担したり、介護の工夫案を出し合ったり。・・・でも、それは
今まで一緒にいてくれたバロンへの感謝をこめて、幸せに旅立たせてあげるための
努力でしたので、大切なことではありましたが、やっぱり切ない時間ではありました。
休日の朝、私の腕の中で、家族みんなで見送れたので、心残りのないお別れだった
と思っています。寂しいながらに、次の子をまた迎えるパワーを残してもらいました。
だから桜ちゃんは、私たちの心の穴埋めなんてしなくていいのです!
めぐり合って、我が家に来てくれるだけで、こんなに嬉しいんですから。
桜ちゃんを迎え、少しずつ少しずつ安心してもらうために、これから私たちはない頭を
振り絞ったり、試行錯誤していくと思うのですが、その努力の、なんて幸せなこと♪
可愛いねぇ、癒されるねぇ・・・なんて言い合いたいんじゃないのです。
うちに来て、いろいろありながらゆっくり家族になっていくその過程が、私たちの宝物
になると思っています。願わくば、桜ちゃんにとっても、そうでありますように。
夫は我が家に来た桜ちゃんの様子をHさまに伝えたいので、ブログを始めようか
なんて言い出し、昨夜は準備に四苦八苦しておりました。←努力の方向が違うような?
娘が最初に桜ちゃんを見初めましたが、夫も私も息子も写真を見ては「ほんとに美人
さん!」と早くも親ばかモードに入っています。


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生まれてからただの1度も楽しいことが無かった桜

野良犬生活で頼りだったお母さんが死んでしまって

気付けば自分に子供が・・・誰に教わる事も無く死に物狂いで守り育てた子犬たち

自分だってまだ遊びたい年齢だったでしょうに

捕獲の恐怖を深く刻んで、我が家に来たその夜からケージを拒否して

自分から居間に入ってきたのに、おやつに釣られて寄って来るなんてことはなく

常に私たちの動きに警戒モードだった桜が

お話が決まった翌日、台所にいる私の近くに来たんです。ありえなぁーーい!
声をかけたとたんに逃げましたけど
今まで誰もいなければ自由に歩いていても
私たちがいたら絶対に居間の隅から動かなかった桜が
私のそばで見上げてたんです(泣)
あんまり嬉しかったのですぐにチーズを取り出し、居間と台所の境目で呼ぶと
もちろんべす・こたはかぶり付きにスタンバイ
「桜 おいで。 ほらみんなで一緒に食べよ」の声に恐る恐るやって来て
ちゃんとお座りをして順番にチーズを食べたんですよ(もちろん写真は撮れませんけど)
初めてです、我が家に来て初めて。

外では普通に3匹並んでおやつを食べるのに、家に入ったら決して寄って来ない
毎朝散歩のあとにあげるご飯とガムだって
まるで追い詰められるように居間の隅に逃げていたのに


桜にはわかっているんですね、大きな大きな幸せが目の前にあることが
相変わらずすましているけど
心の中で本当は\(^o^)/ \(^o^)/
優しいパパ・ママ・お姉ちゃん・お兄ちゃんが待っててくれるんだぁ~!

で思わず勇気が出ちゃったのかな?
その次の日も同じく呼んだらそっと寄って来て、3匹一緒におやつを食べました。



いつだって預りっ子が幸せになる時は本当に嬉しいけれど
今回桜にご縁がつながったことでは
私のほうが持ちきれないほどの幸せをもらったような気がしています。

神様どうもありがとうございます!(都合のいい時だけ・・?)

危なっかしい預かりを見守ってくれた皆さんありがとう!

いっぱい支えてくれたお父さんありがとう!

精一杯頑張ってくれた桜ありがとう!

いつも大らかに付き合ってくれるべすくありがとう!

預りっ子来んなよぉ~のこたポン、いっぱい我慢してくれてありがとう!


そしてなによりも桜に幸せのバトンを渡してくれたバロンちゃん、本当にありがとう!



桜の子供たちひなたちゃん・花菜ちゃん・ふわりちゃんお母さんの後に続いてね。

by besukota | 2011-09-26 13:21 | わんこ | Comments(8)

Commented by k.k at 2011-09-26 15:20 x
実家から帰りさっそくこのブログへお邪魔したら・・・・・
わぁーーーーっ、桜さん?君?
おめでとうございます!!\(^o^)/

良かったですね。
本当にヨカッタ!!
しかも私の故郷、町田に行くのね。
私は今、そこから帰ってきた所。
町田のどのあたりなのかしら?


幸せを祈ります。
桜も、そしてべっちゃん、こたぽんも。
お母さん、そしてお父さんも。
皆な皆な。❤ ❤ ❤
Commented by どんまま at 2011-09-26 16:13 x
おめでとうございます。
いぬ親さんのメールに、うるうるきてしまいました。こんなに思って迎えてもらえるなんて、桜ちゃん、本当に幸せね。いいご家族の様子が、目に見えるようです。
べこままさん、お疲れ様でした。
Commented by pinoko at 2011-09-26 19:10 x
桜ちゃん、やさしい里親さんが決まってよかったね。
震災の前にチロママさんに保護していただけて、本当によかったです。
べこままさんも、大変だったのですね。
桜ちゃんは、もうべこままさんのところから去ることを気付いているのでしょうね。だから、感謝の気持ちを伝えに台所に来たんだと思います。
写真をみても、表情がとても明るく良い感じです。
べこままさんの成果ですよね。

里親さんのブログ、絶対に観に行きます。桜ちゃんがこれからも見れるなんて嬉しいな。
Commented by べこまま at 2011-09-26 20:02 x
☆k.kさん
ありがとぉ~! のんびりできたな?
そう町田、あなたが帰りたい所。
Aちゃんと思わず「帰りたい所があっていいなぁ」とハモッちゃいました。
成瀬ですよ。私はあなたがあんなに遠くに行ってしまったら寂しいですよ。
Commented by べこまま at 2011-09-26 20:06 x
☆どんままさん
ありがとうございます!
そうでしょぉーー 桜に幸せにしてもらって私涙腺緩みっぱなしです。
えっ?歳のせい・・それ以上に桜の幸せを思うとうるうるです。
Commented by べこまま at 2011-09-26 20:15 x
☆ぴのこさん
いつも応援してくださってありがとうございました!
初めはけっこう途方にくれてたんですけど、すぐに開き直るタイプだから
まぁ何年でもいればいいわよ、マコちゃんだってお嫁に行ったんだから大丈夫と
日々淡々と付き合いました。
私の成果じゃなくて、桜は持ってる女なんです!
Commented by ronchako at 2011-09-26 23:51
こんばんは!
ひなた・花菜の預かりをしているちゃこママです!
桜ちゃん!おめでとうございます!
すっかり出遅れてしまいましたが・・・(汗)
いぬ親様からのメールに心打たれました❤
本当にお優しいご家族で、桜ちゃんの幸せは約束されていますね!
そして私自身、勇気を頂きました。
ひなた・花菜もママに続けるよう、これからもがんばりまぁ~す!
Commented by べこまま at 2011-09-27 09:46 x
☆ちゃこママさん
ありがとうございます!
そうでしょ、愛にあふれるメールにうるうるです。
桜はきっと子供たちにありのままを受け入れてくださるご家族のいる事を
教えたんだと思います。絶対に大丈夫、諦めない事が大事です。